Technology 通信技術

LPWAについて

LPWAの特徴

LPWAはLow Power Wide Areaの略で、小電力で長距離通信が可能な通信方式の総称です。
他の通信方式に比べて通信速度は低いものの、小電力で数キロメートルの通信距離を持つ特徴から、IoTデバイス向けの通信技術として非常に注目されています。

LPWAのカバー範囲

LPWAの種類

LPWAにはたくさんの種類があり、日本ではLoRa、SIGFOX、Wi-SUNが多く用いられています。

名称 SIGFOX LoRaWAN Wi-SUN
推進団体 仏 SIGFOX社 LoRa Alliance Wi-SUN Alliance
利用料金 必要 不要 不要
通信距離※1 ~50km ~10km ~1km
通信容量 1日1680バイト※2 秒間数バイト程度 秒間50kバイト程度
マルチホップ※3 × ×
端末同士の通信 × ×
  • ※1  通信距離 環境によって大きく変化します。通常の利用では数キロメートルとなります。
  • ※2  1日140メッセージまで。1メッセージにユーザーデーターは最大12バイトまでです。
  • ※3  マルチホップ 各端末がバケツリレーのように連携してデータを流す機能です。

LPWAの中でもLoRaでは、業界団体のLoRaAllianceが策定するLoRaWANの他に、「プライベートLoRa」と呼ばれる独自規格のLoRa技術があります。
元々LoRaとは変調方式の名称であり、各社が独自の機能・性能を持たせたプライベートLoRaを開発できるのも、LoRaの特徴の一つです。
加えてLoRaの利用は無償であり、そのためさまざまな利用用途が模索されています。

LPWAの利用用途

LPWAの特徴を今一度まとめると、

  • 低消費電力
  • 長距離通信
  • データ容量は少なめ

となります。
このため利用用途としては、工場や屋外ヤードでのIoTデバイスからのデータ収集、RFIDで取得したデータの送受信、イベントなどでの「人」や「物」の管理などが考えられます。
例えば工場内で使われている機器から動作情報を取得する場合、従来ではLANを用いてデータの送信を行いますが、配線の敷設にかかる工事費は決して安価ではありません。
ここでLPWAを活用できれば、受信機(ゲートウェイ)向けの配線工事費はかかりますが、各機器は無線通信を行うために工事費用の削減が可能となります。

LPWAの利用用途イメージ

当社では長年培ってきたRFIDの技術とLPWAを融合し、よりお客様の利便性を追求したソリューションの開発を進めて参ります。