●紙ラベルの運用
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印字&貼り付けの手間
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貼り間違いのリスク
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紙ラベルを剝がし、回収、廃棄が大変

電子ペーパーとは、紙のような視認性とディスプレイのような表示の書き換え機能を持った製品です。
トッパンフォームズでは2005年ごろより、独自に研究開発を行い、バッテリーレス電子ペーパーラベル「デジタグ」をメインとする電子ペーパーソリューションとして、製造・物流・医療などさまざまな業界の課題解決のサポートを行っています。
製造業では製造指示書や製品ラベル、物流業では配送指示用のラベルなど、さまざまなシーンで利用されています。トッパンフォームズではこれまで培ってきたIoTやRFIDのノウハウで、お客様の課題解決に努めて参ります。
このようなお悩みも、IoT・RFIDで解決できます!
「デジタグ」とはトッパンフォームズが独自開発した、電池を搭載せず、RFIDの無線で表示の書き換えが可能な表示付きRFIDタグ(電子ペーパーラベル)です。表示部に電子ペーパーと独自開発した印刷背面板電極を使用し、コントローラーへのバッテリーの非搭載を可能にしたことで、紙のように薄く、フレキシブルな媒体を実現しました。
外部のリーダー・ライターから、表示の書き換えに必要なデータと電力を無線で受け取ることにより、バッテリーレスで表示内容の書き換えが可能です。通信距離は最大20cm、国際標準規格ISO/IEC15693に準拠しています。
「デジタグ」ラベルタイプ
下記は一例です。他にもさまざまな用途でお使いいただけます。
用途 | 具体例 |
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1. 工程管理札/作業指示書 |
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2. 製品識別札/確認札 |
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3. チェックリスト/点検表 |
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4. 原材料在庫管理/残量表示 |
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紙ラベルとRFIDタグの特長を持った、「デジタグ」なら、今までの運用を大きく変えることなく大幅な作業の効率化が可能です。工程管理を想定した運用フローを例にすると、紙ラベルとデジタグではこのように変わります。省人化対策や現場の作業負担軽減に最適です。
印字&貼り付けの手間
貼り間違いのリスク
紙ラベルを剝がし、回収、廃棄が大変
貼り付けは最初だけ
貼ったまま、表示内容の書き換えが可能
ラベル剥がしや廃棄などの作業負担が大幅減
本体にメモリーがあるため、表示以外に内部データの保持が可能
工程途中での表示の書き換えが可能
システムと連動し、工程ごとのステータス把握やトレーサビリティーが可能
業務内容やご要望に応じて、形状、表示デザイン、運用方法をご提案します。
表示部のサイズを変更でき、A3程度まで大きくすることが可能です。大きな表示が要求される場面に最適です。
表示モジュールを樹脂で封止した外装のタグタイプは、頑丈で衝撃や浸水に強く、耐衝撃性や耐水性が要求される場面に最適です。堅固性を持たせるため、ラベルタイプと比較して厚みがあります。
「デジタグ」以外にも電池内蔵タイプや表示文字の内容によりさまざまな電子ペーパーをラインアップしています。
用途に合わせて最適なものをご提案させていただきます。
デジタグ | 電子棚札 | |
---|---|---|
バッテリー | 非搭載 | 搭載 (コイン電池) |
表示文字 | 英数字、カナ、バーコード | 漢字・QRコードを含む全ての文字 |
厚み | 約2mm | 約12mm (サイズによる) |
規格 | ISO15693 (HF帯) |
2.4GHz (規格独自) |
最大通信距離 | 20cm (1W出力時) |
30m |
書き換え時間 (通信含む) | 約2秒 | 約15~30秒 (3色表示) |
サイズ | 可変(最大A3) | 約10種のバリエーション |