Case 導入事例

安田倉庫株式会社様/オーダーピッカー搭載高速棚卸しシステム

事業内容

安田倉庫様は創立90年余の歴史があり、首都圏・関西圏を中心とした総合物流サービスを展開しています。 物流サービスの一つとして、「文書・メディア保管、集配送サービス」を行っており、お客様からお預かりした「情報資産」を安全確実に管理。お客様に文書管理効率化のサービスを提供しています。

導入背景

安田倉庫様ではお預かりしている文書などの資産が正しい場所に正しく保管されているかを確認する為に、棚卸しを定期的に実施していました。棚卸しを行う事で保管品質を高める目的がありましたが、棚卸しには多大な時間と労力を要しその負担の軽減が課題となっていました。 棚卸し作業は、倉庫内天井付近まである棚に前後2列に並べられた文書保管箱のバーコードを一つ一つ確認。高所での棚卸しはオーダーピッカー※のリフトに担当者が乗り込む作業のため危険でした。

※オーダーピッカーとは物流現場や倉庫などでピッキング作業を行う際に用いられる小型の走行車両。リフト付きの為高所でのピッキング作業も快適に行える。

棚卸し作業は大変!暑い・寒い、危ない、重い、疲れる、時間がかかる…

お客様の要望

  • 棚卸しの負担を減らしたい (多大な時間/高所危険作業)
  • 更なる保管品質の向上をしたい (棚卸しの信頼性/保管場所の整合性)

RFIDシステムで棚卸し作業を大幅に効率化!

バーコードの運用では改善が見込めないため、現状のシステム、運用、機器をベースにRFIDを用いた業務改善方法の検討を開始しました。
まず従来から使用しているオーダーピッカーにリーダー・ライターを、各文書保管箱にはRFIDタグを取り付けます。それにより保管内容・位置・期限などの情報をシステム上で管理できるようになりました。棚卸し作業は、オーダーピッカーで倉庫内を一巡する事で、リーダー・ライターが自動で文書保管箱のRFIDタグ情報を収集。読み取りデータを基幹システムから取りこんだ理論在庫の情報と照合させる事で棚卸しが完了となります。
また、RFIDタグの読み取り強度からその箱の保管位置の整合性を自動で検証。それにより保管位置の誤りも簡単・正確に確認できるようになりました。

装置概略

装置概略

稼働イメージ

稼働イメージ

RFIDシステムの導入により、従来30万箱の棚卸しに500時間要していたのが、21時間に削減。機械化により作業者への肉体的負担も改善、既存のオーダーピッカーを活かした運用で低コストでのシステム導入を実現しました。
安田倉庫様では未対応の倉庫へのRFIDの導入を順次予定、今後も更なる保管品質の向上を目指しています。

導入効果

その他

本事例は(社)日本自動認識システム協会様の2013年度 自動認識システム大賞優秀賞を受賞しました。

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