ワイヤレスジャパン2011
 

【トッパンフォームズの出展内容】

  • デジタルサイネージゾーン
  • ・サイネージクリエーター
    ・Stollmann社製 NFCプロトコル・スタック

  • モバイルアプリケーションゾーン
  • ・Hi-PerBTモバイル給与
    ・NFC対応ワインライブラリー
    ・NFC対応観光案内サービス

  • NFC活用ゾーン
  • ・携帯電話管理システム
    ・NFC対応WAONリーダ・ライタ
    ・クラウド型決済プラットフォームサービス
    ・Androidタブレットを使用したNFC出退勤管理システム

  • ヘルスケアゾーン
  • ・NFCリーダ・ライタを活用したアルコール検知システム
    ・PHR連携「健康管理システム」
    ・東日本大震災被災者支援プロジェクト

  • プレゼンテーションステージ
  • ・トッパンフォームズのNFCソリューションの紹介
    ・健康管理システム(PHR)、アルコール検知システムについての紹介

NFC


最先端のワイヤレス技術と企業向けソリューションが集結「ワイヤレスジャパン2011」

5月25日・26日・27日の3日間、東京ビッグサイトにて「ワイヤレスジャパン2011」が開催された。

プレゼンテーション

今年度のトッパンフォームズは、拡大を続ける「スマートフォン」や「電子書籍(タブレットPC)」をデバイスとしたソリューションをメインに、NFCを活用したクロスメディアコミュニケーションを広くアピール。NFCという技術をバックボーンに、トッパンフォームズならではのビジネスシーンにおける多様な活用法を提案した。

デジタルサイネージゾーン

サイネージクリエーター

サイネージクリエーター

誰でも簡単にデジタルサイネージコンテンツの制作が可能になる、次世代のASPサービス。

ハードを管理することなく、ASPサービスで利用できるコンテンツ制作・配信のトータル・ソリューション。


主な特長

  • 多彩なコンテンツ作成ツールで、誰でも簡単にサイネージコンテンツの制作が可能。
  • 無料でバンドルされるデザインテンプレートと、7万点のコンテンツ素材。
  • フラッシュ変換と動画化機能により、あらゆる配信環境にも対応。
  • ASP/SaaS型サービスに対応し、全国複数拠点への配信が可能。

今回はこの「サイネージクリエーター」とともに、簡単にコンテンツを作ることができるパッケージソフトとして、「Forte D-sign(フォルテ ディーサイン)」も紹介された。



Stollmann社製 NFCプロトコル・スタック

Stollmann社製 NFCプロトコル・スタック
Stollmann社製 NFCプロトコル・スタック
NFC準拠のカードやタグへアクセスするアプリケーション開発を容易にする、先進のStollmann社製ミドルウェア。
従来のICカード・リーダ機能に加え、カードエミュレーション、リーダ間通信などを実現。近距離無線通信の可能性を広げるとともに、相互通信のグローバルな互換性を確保し、NFCの可能性を広げる。

会場では「ピア to ピア」という、NFCの特徴的な「リーダ同士双方向で通信をする」アプリケーションのデモが行われた。

その他、デジタルサイネージゾーンでは、「タクシーチャンネル」「NFCリーダ・ライタ内蔵サイネージ7inchタッチパネル・コミュニティツール」などが紹介された。

モバイルアプリケーションゾーン

Hi-PerBTモバイル給与

Hi-PerBTモバイル給与パソコンやケータイへの給与明細配信システム。
様々な手段から利用者が自由に受領方法を選択でき、管理者の運用も効率化することができる。これまでの給与明細配信システムでは適用が難しかった、パート・アルバイト従業員にも対応し、効率的なコストダウンと利便性の向上が図れる。


主な特長

  • コスト削減
    既存の給与システムデータを利用でき、用紙、印刷、仕分け、配送コストを削減。
  • 環境対策
    給与関連帳票のペーパーレス化でCO2を削減。
  • セキュリティ
    サーバ上のデータはすべて暗号化保存、データ登録・閲覧はSSL通信にて暗号化する。
  • 拡張性
    管理画面から帳票を自由にレイアウトでき、請求書、納品書等の帳票追加が可能。


NFC対応ワインライブラリー

NFCを使ったワイン管理システム。ワインセラーの在庫を手軽に管理できるアプリケーション。

主な特長

  • ワインセラー管理
  • ワイン登録
    ワインの情報を直接登録することが可能。オリジナルな「ワイン辞書」が作成できる。
  • ワイン登録(タグ入力)
    NFC対応Android携帯のNFC機能を使い、ICタグを管理。

NFC対応ワインライブラリー
NFC対応ワインライブラリー

NFC対応観光案内サービス

NFC対応観光案内サービスAndroidとNFCを使った観光案内アプリ。観光マップや看板にICタグを埋め込み、NFC対応のAndroid携帯でタッチすると、観光地にあわせた映像や音声を再生する。

主な特長

  • 希望する観光場所への道順を表示するナビ機能搭載。
  • 観光案内ページへの誘導、連絡先表示機能搭載。
  • 多言語対応も可能。

会場では、これら3つのアプリケーションを、実際にスマートフォンを使って操作するデモが行われた。


NFC活用ゾーン

こちらのゾーンでは、現在NFCの技術がどのように活用されているかの実例を紹介していた。


携帯電話管理システム
携帯電話管理システム IDカード(=社員証)を使って、誰がどの携帯電話を使っているかを管理するシステム。

主な特長

  • システム構築を行わなくても、容易に物品管理が可能。
  • おサイフケータイを管理するなら、ICラベルは不要。




NFC対応 WAONリーダ・ライタ

これを使うことにより、店舗以外の場所でもWAONカードの利用が可能になる。
また、インターネット環境で活用すれば、WAONネット決済も利用することができる。

※WAONカード以外にも、MIFAREやFeliCa、
   ISO/IEC14443 TypeBの読み取りも可能。

NFC対応 WAONリーダ・ライタ
NFC対応 WAONリーダ・ライタ


クラウド型 決済プラットフォームサービス

クラウド型 決済プラットフォームサービス
クラウド型 決済プラットフォームサービス


トッパンフォームズが日本ヒューレットパッカード社と協業して提供する、電子マネーなど非接触型ICカードを使ったクラウド型決済プラットフォームサービス事業。
複数の電子マネーを利用でき、認証から決済までが可能となる。

こちらのサービスは、今年中にスタートする予定となっている。




Androidタブレットを活用したNFC出退勤管理システム

Android2.2を搭載した7インチタブレット型端末と、トッパンフォームズ社製リーダ・ライタを活用した出退勤管理システム。
出退勤データは、クラウド型サービスにて提供される。

会場では、タブレット型端末に外付けされたNFCにフェリカカード(=社員証)をかざし、クラウドセンターに送られたデータを管理者画面で見られるというデモが行われた。
将来的には、NFCリーダ・ライタはタブレット型端末に内蔵される予定となっている。

Androidタブレットを活用したNFC出退勤管理システム
Androidタブレットを活用したNFC出退勤管理システム

ヘルスケアゾーン

NFCリーダ・ライタを活用したアルコール検知システム

NFCリーダ・ライタを活用したアルコール検知システム
NFCリーダ・ライタを活用したアルコール検知システム
NFCリーダ・ライタを活用したアルコール検知システム

NFCリーダ・ライタとIC運転免許証を認証デバイスとして活用。免許の携帯および、酒気を帯びていないことを確認し(パソコンのカメラ使用で、なりすましも防止)、23年5月1日からのアルコール検知器法的義務化に対応する。

〈簡単3ステップ〉
(1)リーダにIC運転免許証をかざす
(2)アルコール検知器に息を吹く
(3)記録簿の確認

主な特長

  • 乗務員が行うのは、上記3つの作業のみ。
  • 自動的に必要データを記録、事務負担を軽減。
  • クラウド型システムなので、導入・運用が低コスト。
  • Webサービスを活用し、いつでも簡単に記録確認が可能。
  • システムの拡張も可能。

会場では、実際の作業と同じ、3ステップのデモが行われた。

PHR連携「健康管理システム」

NFCリーダ・ライタとICカードで個人認証を行い、健康測定器で測定したデータを自動収集するシステム。日頃の健康状態のチェックに役立つ。

(1)ICカードで個人認証
          ↓
(2)健康データ測定
          ↓
(3)データをクラウド上に転送

主な特長

  • 特定保健指導を必要とする被保険者の効率的な健康状態の管理が可能。
  • 血圧計や体重計等の健康測定器で測定するだけで、健康管理が可能。
  • いつでも最新の健康状態を、インターネット通じて確認できる。
  • 複数のIPSから個人に合ったコンテンツを選べる。

PHR連携「健康管理システム」
PHR連携「健康管理システム」

会場では、ICカードをかざして個人を認証し、ブルートゥース内蔵の体重計で測定した数値を送信、閲覧するというデモが行われた。
将来的には、学校や企業などに導入され、個人のデータを年齢とともにどんどん蓄積して行くという活用法も想定される。


東日本大震災被災者支援プロジェクト

被災地域での被災者は、ストレスや栄養摂取状況から高血圧となる傾向があり、これが脳梗塞や静脈血栓塞栓症の原因となっている。
このような状況下、Continua Health Allianceのメンバー企業を中心にボランティアチームが結成され、PHR連携「健康管理システム」を用いて、現地医療の効率化支援を実施している。

東日本大震災被災者支援プロジェクト東日本大震災被災者支援プロジェクト東日本大震災被災者支援プロジェクト

また、会場受付では、今回の震災に際し「何か役に立ちたい」と立ち上がったクリエイターたちによるチャリティーイベント「きずな展」(5月23日〜29日、トッパンフォームズビル1階オープンスペースにて行われた)が紹介されていた。



ここ数年で「NFC技術ならトッパンフォームズ」というコンセプトが、かなり浸透してきた感がある。Webのアクセス数も増え、RFIDを含めた、トッパンフォームズへのNFC技術に対する問い合わせは激増している。
そんな中での「ワイヤレスジャパン2011」は、3日間とも多くの来場者で大混雑していた。トッパンフォームズのブースを訪れる来場者も途切れることなく、様々な業種の方がプレゼンテーションに見入ったり、熱心に説明を聞いたりしている姿が印象的だった。

NFCはこれからもより様々な分野で、様々な活用法が考えられている。例えば、今回ドイツで始まる国民総ID化による国民カード。これには健康情報が入力され、どの医療機関に行ってもカードを提示することで過去の履歴が分かるようになるが、ここで使われるのもNFCの技術である。また、医療系にも交通系にも使え、決済や観光案内もできるということから、NFCが地域の町おこしを統括的に担うことなども考えられる。

このようにNFCの持つ可能性は、まだまだ未知数の部分が大きい。それらをひとつひとつ形にしていくトッパンフォームズに、これからも大いに注目して行こう。


(取材:藤崎典子、mononofu LLC.)
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